デグーの特徴や寿命、体について

機嫌の良いデグー デグーと猫

デグーってどんな動物?

哺乳綱ネズミ目ヤマアラシ亜目デグー上科デグー科 学名 Octodon degus
体重170~350g 体長は12cm ~ 20cm(尻尾含まず)

完全な草食動物で、乾燥した牧草を主食とします。
粗食で糖代謝が低いために栄養豊富な食べ物を食べ続けると糖尿病になってしまうので注意が必要です。草食ですが、妊娠出産や、病気から回復する時に少量の動物性タンパク質を摂取する事もあります。

チリの山岳地帯が原産国で、湿度に弱く高い場所が好きです。

デグーの体

げっ歯類(ネズミ目)の中では視力は良いほうです。紫外線を見分ける事が出来ます。

第三眼瞼(瞬膜)という、透明のまぶたがあります。デグーちゃんを見ていると、目を開けたままじっとしている事があります。
目を開けたまま寝ているように見えますが、瞬膜を閉じて寝ているのです。これなら、寝ていても、外敵が現れたら逃げる事が出来ますね。

前歯(切歯)4本、奥歯(臼歯)16本、計20本あります。前歯は、オレンジ色をしているのが健康とされています。牧草の酵素と唾液が反応して色がつきます。牧草を食べないと白っぽくなってきます。

前歯だけでなく奥歯も伸び続けるので、牧草を食べさせる事で、奥歯の伸びすぎを防ぐ事ができます。歯よりも固いもの、例えばケージの網をかじり続ける事は不正咬合の原因になる事があるのでそれも気をつけましょう。

歯ぎしりをよくします。
気が立っていたり良くない状態の時は激しくゴリゴリと音を立てます。リラックスしている時はゆるめの、ゆったりとした歯軋りになります。音は立てずに、顔だけ振動していたり歯だけ左右に動いている時もあります。

嗅覚は、動物としてはあまり優れているほうではありません。体感的に、人間と同じくらいな感じがします。
ただ、同じデグーに対する匂いの感受性は高いようです。

仲間とのコミュニケーションを取るために聴覚が発達しています。
人間が立てる騒音にも敏感な子も多いので、驚かせたりストレスをためさせないよう
配慮してあげたいですね。

でも、飼い主が注意していても、外の騒音は止める事は出来ません。外からの急な騒音、工事の音や宣伝カーなどに驚いてケガをしてしまう危険もあります。デグーちゃんのストレスに気をつけつつ、掃除機などの日常の騒音くらいには慣れていってもらえるように訓練していったほうが良いと、私は思っています。

ヒゲ

小さな体に対し、長くて立派なヒゲを持っています。
狭い場所を通る時に幅をはかる、物の大きさや距離感をはかるなど重要な感覚器官の一つになります。

しっぽ

体のバランスを取る役割をしています。
興奮した時にしっぽを振るなどの感情表現も見られます。

外敵に襲われた時に、しっぽだけを残して逃げられるように、とてもに切れやすくなっているので注意してください。(テールスリップという、皮だけが剥ける状態になる事もよくあります。)しっぽを残して逃げると言っても、トカゲのように再生することもありませんし、場合によっては大量の血が出て命の危険さえあります。

しっぽだけをを持つのも、もちろん危険です。ケージの入り口を閉める時に挟まって切れてしまったり、しっぽの事故は多いです。

とても器用です。とくに前足は「手」と呼んでもさしさわりのないほとです。
手で握って牧草を食べたり、道具を使うこともできます。前足は、足の大きさの割には存在感のある肉球でかわいいので見てみてくださいね。

デグーの寿命

寿命は5~8年で、中には10才まで生きる長生きなコもいます。

デグーの特徴

1.頭がいい

げっ歯類の中で1番頭がいい、と言われているデグー。
芸を教えれば結構あっさりと覚えてくれるようです。(私は家のココにペットボトルの蓋空けを教えましたが、一回手本を見せただけで覚えてくれました)

道具を使える数少ない動物として、TVにも紹介された事がありますよね。

呼べば戻ってくるようになど、ある程度のしつけも出来ます。

 

2.多様な鳴き声

「デグー」の前に”アンデスの歌うネズミ”という枕詞がつくほど歌うようにいろんな鳴き方をします。実際に歌っているとしか思えない鳴き方をする時もあります。

文字では表現しにくいのですが

「ピルピルピル チュイー」←ゴキゲン
「クックックックッ」気持ちいいからもっと撫でて
「プゥープゥー」←やめてよー!という不満
「キィー!」←ぶち切れ
「ピューーイ」←誰かいるーー?と探している
「チュイーーーーーューー」←呼んでいる

等々、とても書ききれないほどの多彩な鳴き声を聞かせてくれます。

 

3.感情豊かでその伝達能力が高い

デグーは団体で生活する動物。あの小さな頭からは想像出来ないほど感情表現が豊かで伝達能力に優れています。

家のココの話になりますが、私がイスに座ってパソコンをしている時にココが膝の上でくつろいでいる事がよくありました。

お腹が空いてペレットが食べたくなったり、肩の上に移動したい時は、両手で私の服をくいくいっと引っ張って呼んでいました。でも私からすれば、服を引っ張られても上に行きたいのかペレットが欲しいのか分からないのでとまどうわけです。

それに気がついたココは、上に行きたい時は両手で服を引っ張りペレットがほしい時は、片手で服を引っ張りもう片方の手で
「ペレットちょーだい」
という感じで手を差し出すようになりました。こんな風に相手に自分の要望が伝わるように工夫する能力があります。

感情が豊かといえば、ココがいじけた気分の時に(大体、私の帰宅時間が遅くなった時です)
必死になだめていて、
「もうわかったからごめんね」と撫でようとすると
「ヂュイ!!!(僕の気持ちなんて!)」と手を振り払います。

あんなに小さいのに、こんな感情豊かな所がデグーの魅力の一つであると思っています。

4.ベタ慣れのコはなつき方が半端じゃない

これはデグーの固体にもよると思います。
後、多頭飼いだと仲間同士でべったりになってしまって飼い主さんはご飯係的な存在になってしまう事もあるようです。

「ベタ慣れデグー」と言われる程に懐いている子は本当に凄いです。片時も離れません。
家のココは、私の肩の上で暮らす事に決めているようでとにかく肩の上にいるか、背中で寝ているか、という感じです。

ただ、ここまでべったりになってしまった子は毎日長い時間一緒にいてあげないと、ストレスで自傷行為をする事もあるので注意が必要です、

5.他の動物にも懐きやすい

家のココは猫大好き(注:縦読みは仕込んでいません)

 

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猫のユミに抱かれるココ「ユミおねえさん大好き」

 

でも、ココに限らず、対象は猫に限らず、デグーは、いろんな動物に興味を示して友達になりたがるみたいです。

デグー側がフレンドリーでも、相手側が攻撃しようとする場合も多いと思うので充分に気をつけてあげてください。

あと、相手側が良くて接触する事ができても、デグー側が愛情表現として甘噛みしたり、毛をむしる勢いで毛づくろいする事があります。

そうなると、相手側が痛い思いをしたり、びっくりして反撃する可能性もあるのでそれについても注意してあげてくださいね。

 


見かけは小さくて地味なデグーですが、頭の良さ、気持ち、行動など、とても(マスコット的なかわいさの子が多い)小動物とは思えないほどに個性的でかわいく知的です。

家のデグーの話をしていたら「犬種は何?」と聞かれた事もあるくらいです。「デグー」という名前の犬と思われたのかもしれませんね。

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