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【ドラゴンボール超】人造人間17号考察―クルーザーより欲しかったもの【ネタバレあり】

感覚・感想

ドラゴンボール超の後半「力の大会」で、人造人間17号が大活躍しました。

イケボでイケメンな上に、家族思いで仲間思い、無限体力に冷静な頭脳プレイと、非の打ちどころがないくらいにさえ思えます。

ただ私は、あの17号の一連の言動が、単純に家族思いで仲間思いからのものだったとは思わない部分があります。そして大会優勝賞品としての「家族旅行のための大型クルーザー」も、そんなに欲しくはなかったのではと考察しています。

何故そう思うのか、私の考察を書いていきます。

17号の「家族思い」に対する違和感

命を懸けた大会で願うものが「家族の為のもの」という事で、普通にものすごい家族思いな人に思えます。

最初に「?」と思ったのは、孫悟空に家族の写真を見せるシーン。通常ならばこのようなシーンでは、悟空視点で家族の写真が画面に映ります。

それがスマホを見る悟空だけで、家族の写真を視聴者には見せませんでした。この不思議な演出に、17号の家族に何か伏線があるのでは?と推測されている程です。

私が思うのは、視聴者に17号の家族への感情移入をさせない事。実際の17号程度にしか家族への思いを寄せさせない為の演出ではないかという事です。

17号が、そんなに家族に対し関心がないのではと思うネタとして、危機に陥った時に家族の事を思い浮かべないというものがあります。

危機に陥れば、18号ならばクリリンやマーロンちゃんとのシーンを思い浮かべます。ベジータならば「ブルマトランクスブラ」とか下着の名前を連呼しはじめます。

17号の場合は、目を強く閉じる程度です。家族について思い浮かべているという演出もありません。

17号の中にある「日常」と「闘い」の世界の区別

一般的に置き換えると、「日常生活」と「仕事」になると思います。

仕事は日常の中に組み込まれ、日常を良くするために仕事をし、仕事が続けられるように日常を過ごすというパターンがあります。実際に出来るかどうかは難しくても、理想としてこのような状態を望んでいる人が多いと思います。

一方、「日常生活」と「仕事」を完全に分け、どちらかを重要視する生き方もあります。

「日常生活」と「目標」

「日常生活」と「趣味」の場合もあります。

この場合の「日常生活」は、お金を稼ぐための仕事も含まれます。

何か目標への努力や、やりたい事をやり続ける事を中心に生きていて、その為にお金を稼ぎ、生命維持の為に日常生活を送ります。なので氣持ちはほとんど日常にはありません。

17号は後者のタイプと思われます。

「日常」と「闘い」にはっきり分け、闘いの方に重きを置いています。

日常の中では、家族はとても大切だけれど、その日常に対する関心が少ないために、必然的に家族が心を占める割合が少なくなっている感じです。

そして、日常(家族)=生、闘い=死 と分けているように感じます。

昔、悟空を倒す事を目標設定され、それに失敗しセルに吸収され「死」を迎えました。17号の中ではそれで人生が完結していたはずです。

それを生き帰らせてもらい、体内の爆弾も取り除かれています。

そして思うのが、体を改造され爆弾まで仕込まれた17号が、自分自身の価値を認め自分が好きでいられたのかどうかです。そのような意識を持っていれば、そんな状況には耐えられないのではないかと感じます。

自分は闘いで死ぬべきだ、くらい思わなければ心が安定しなかったとも思います。

同じ状況だった18号は、シェンロンに「17号と18号の爆弾を取り除いてほしい」と願う程に自分を大切にしてくれるクリリンと夫婦になりました。その生活の中で自分を大切に出来るようになれたのだと思います。

でも17号は闘いの中で死にたいと、そのようなタナトス(死に向かう欲望や衝動)を抱えて生きていても不思議ではありません。

そうしていつかその願いを叶える事を生きる糧にし、闘いの訓練を積み重ねていたのではないでしょうか?

17号が力の大会に出た理由

悟空が17号を力の大会に誘う場面で、
(力の大会に)負けたら宇宙ごと消されてしまう。なので強い17号に出場してほしいというような事を伝えます。「消えてしまうのは嫌だろう?」とも言います。

それに対し17号は
「消滅する事はどうでもいい」「みんなそろって消えてしまうならしょうがない」と、あっさりと断ります。

ここで、生に対する執着心のなさ、もっと言えば、生きている事に対する氣持ちすら垣間見えます。

ですが優勝賞品のスーパードラゴンボールには興味を示しています。ここが残っている生への氣持ちであり、それが家族という事なのでしょう。

その後、密漁団が宇宙船でやってきます。島の動物を宇宙船に積み込み宇宙へ行く密漁団。ですが追いかけ乗り込んだ17号達に、密漁団のボスはあっさり窮地に立たされました。

そこでボスが取り出したのは起爆装置です。自分の体内には自爆装置が埋め込まれていて、宇宙船ごと動物も全部爆発させると言います。

それに対し、17号が取った手段は、ボスと共に宇宙に飛び出し、自分の命と引き換えに動物たちを守るという物でした。

それを悟空が、宇宙に飛び出した17号をボスごと海王様の所へ連れて行き、自爆も脅しだと判明しました。そして17号は無事で

「しょうがない、行ってやるか」
「俺もチームに加わるよ、誰かさんに借りも出来た事だしな」

と、力の大会のスカウトを受ける事にしたのでした。

悟空に出来た「借り」とは?

「闘いの世界」で「死ねなかった事」です。

悟空のおかげでそれが出来なかったので、力の大会でその借りを返す、つまり力の大会で死ぬんだという宣言に思えます。

そして実際に、「第127話 迫りくる障壁!希望を託した最後のバリア!!」で借りを返す事になります。

その時に、17号がジレンに対し闘いながら語っている場面があります。

「過去に執着して生きるなんて!」
「勝てばかつてのように戻れると思っているのか!?」
「過去を清算出来るとでも!?」

この時の17号の声は、いつもと違っています。どこか冷めていて落ち着いているあの17号の氣が上がっている、つまり頭に血が上っている状態です。(それにしても声優の中原茂さんの演技がいつもにも増して神がかっていますね)

その事から、あれはジレンの事と同時に、自分の事をも言っていると推測出来ます。

そして、悟空とベジータを守る為に死を覚悟してバリアを張るシーンです。

「おい、孫悟空、ベジータ」
「クルーザーをあきらめてやったんだ、感謝しろよ」

このあたりの17号、めっちゃいい笑顔なんですけど。

心から満足し、幸せそうにしています。

どう見ても、家族の為のクルーザー <<<<<<<< 誰かの為に自分を犠牲にする、という印象です。

仲間思いに見えるのは、代わりに自分が犠牲になりたいという願いが強いからと思えます。

一度死に、生まれ変わった17号

「17号さんは自爆技によって己の身をほろぼした、と見なすべきでしょうか

というセリフと、全ちゃん達が脱落者をタップするシーンがない事から、17号は生きているのではないかと予想出来ましたが、やっぱり無事でした。

17号曰く、生きるか死ぬかは「五分五分の賭けだった」との事です。

生き残る確率が高いならば、死の覚悟を実行した事にはならないわけなので、これぐらい危険な必要もありました。

17号が勝ちぬいた形になり、スーパーシェンロンに願いを言います。

「消えてしまった宇宙すべてを元に戻してやってくれ」

という事で、クルーザーを願いません。(もし願っていたら、徳が低いという事で全ちゃん達に消されてしまうんですけどね…)

私は、17号はクルーザーを願っていたわけではないと思っています。欲しかったのは、家族の為にクルーザーを願える自分自身です。

それは叶ったので、願わなかったのだという事ではないかと。死の願いが達成され満足し、生(家族)へも心から向き合う氣持ちになれたという事でしょうね。

「仕事と家族サービスの両立ぐらい、自力でやって見せるさ」

というセリフからもそれがうかがえます。

結局最後まで17号の家族は映らなかった事から、「これから」それに取り組んでいくのだと思います。

まとめー17号の役割

アニメには、天意が降りて来ると思っています。その天意によって、天の運行が良くなる助けになっていると感じます。

そしてドラゴンボール超の17号にもその役割があったのではないでしょうか?

何かを達成出来なくて、過去に自責によって死にたいと思った人、その思いを拭いされない人の「代わりに死んで」その願いを叶え、生まれ変わらせる事です。

自分は死にたかったというような思いは、第4チャクラに大きな詰まりを作っています。

その詰まりが、17号によって取り除かれた人もいるはずです。(現に私がそうでした。当時は元氣楽塾で第3チャクラの開発中で第4チャクラは開いていませんでした)

第4チャクラに大きな詰まりがあると、自分や人の氣持ちの受け取りが歪んだり、生き辛い原因になります。それを取り除く手助けが、17号の大きな役割の1つに思えます。

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